大谷崎と小谷崎、こちらは後者の作品集なのだろうか?
タグ: ちくま文庫
「夜の終る時/熱い死角」結城昌治
こんな風に並んでいたら読まずにいられず。
「あるフィルムの背景」結城昌治
著作のなかでは少し異色な山モノのお話だけど怖さの質は変わらない
田中小実昌ベスト・エッセイ
読みたい作品はいろいろあるのに、いきなりベスト集を読んでしまう。
「ヨーロッパぶらりぶらり」山下清
山下画伯がついにヨーロッパへ、焦りつつも作品を作り出す裏話
「日本ぶらりぶらり」山下清
知的障害の画家… というより子供の思考に大人の鋭い視点が混じっているエッセイ集
「葡萄酒の夜明け」開高健
開高健、その人柄がわかってくると作品から受ける印象も深くなってくる
「クラクラ日記」坂口三千代
DVがあってもセクハラがあっても薬物中毒で正気を失っても愛し続けた妻の日記
「七時間半」獅子文六
物足りないほどに隙のない獅子文六氏の小説
「寺島町奇譚(全)」滝田ゆう
ガロの執筆者・滝田ゆうが育った戦前の玉の井での暮らしぶりを独特の線画で描く漫画の読み応えは重量級