本一冊

すべての積読は一冊の本から始まる

マイク・モラスキー氏いろいろ、まずは「闇市」

お題「我が家の本棚」

新しい著者を知ってしまいました!

荻窪銀座

はじめに(画像の説明)

モラスキー氏の名前を知ったのは新聞で2024/3刊行の岩波新書紹介がきっかけであった。

自分、ピアノの音が好き(まったく上手くないけど自分でも弾く)だから、クラシックだけでなくジャズピアノへの関心も高いという(個人的な)背景がある。

そんなこんなで、モラスキー氏という人物を探っていたら、なんと自分好みの分野で著書を繰り広げておりました。ということで、ぼちぼち紹介です。まずは新潮文庫闇市」ですが、こちらはマイク・モラスキー編による短編集でした。

画像は我が家から歩いて30秒ほどで行ける荻窪銀座、ここももともとは戦後の闇市を引き継いでいるようです。

ラインナップ

内容は以下のとおり、それにしても、自分好みのセレクションですな。

「はじめに」で記載されているモラスキー氏のことばをかいつまみ、彼の背景を紹介しておきます。

(前略)博士論文では、日本本土および沖縄の文学作品において、アメリカ占領時代がどのように描かれ、記憶されたかということが研究課題だった。したがって、はじめに私は現代日本文学の専門家として出発した。 ところがその後、貪欲に屈して次々と違う分野に手を伸ばしたため、長い間、文学研究から離れていた。最初は日本独自のジャズ文化について研究していたが、いつの間にか「居酒屋研究家」に化けたようだ。

ということで、闇市、ピアノジャズ、居酒屋と一見脈絡ないようで、つながってゆくようです。楽しみ。

この一冊でした