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「真田太平記」第1巻・大河小説を夜な夜な読み始め

お題「もう一度見たいドラマ」

今さらですが...。堺雅人主演の2016年のNHK大河ドラマ真田丸

なぜなら、真田太平記を読み始めたので。

岩櫃城はもはや城というより砦

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THE ジオラマ of 岩櫃城
Nikon D7200 with SIGMA 18-300mm

実際にその山に登ってみて、ジオラマを写した。この地形をイメージしつつ、池波正太郎ワールドを楽しみたい。

この写真にちなんで、こちらを紹介したい。
真田太平記 第一巻 天魔の夏」
池波正太郎新潮文庫

堺雅人主演の2016年のNHK大河ドラマ

遠い昔のようで、そうでもないかな。ちなみに、ドラマは観ていない。

それでも、信州&武州は好きな地域だし、がっつり池波ワールドに浸りたいので、毎日布団に入ってから睡魔と戦いつつ読み進める。読了のころには世間は初夏!かな。自分も1つ年齢を重ねていることかと。

こちらの描写が画像ですね!

上州の岩櫃城は吾妻の山岳にかこまれていて、ここに立てこもり、精通した地形を利用し、たがいに信頼し合っている諸方の豪族や地侍を動員すれば、
「一年、二年は、かならず、もちこたえて見せましょう」

と言いつつも、織田&徳川連合に破れ武田家は滅びる。

我々は歴史の結果を知っているので、次は伏線かなと。

「おれと、お前とは、いつの日か、いっしょに死ぬるような気がしてきたぞ」
佐平次は、耳をうたぐった。
(略)
性来、真田源二郎の感応はするどく、幼年のころから、予言めいたことをもらしたりして、父・昌幸の失笑を買ったものだという。

源三郎は長男、関ヶ原で徳川方につき、豊臣方の父&弟と別れる。その微妙な関係を早くから匂わして...。

源三郎も平然としている。父の怒りが、決して自分への憎悪でないことをわきまえていた。しかし、言葉ではいいつくせぬわだかまりが、父と自分との間に在ることも承知している。

忍者というか、間者を巧みに登場させている点が、ドラマを骨太にしている!と自分少し興奮してる。できる男は忍びの働きを粗末にしない。

自分たちの忍びばたらきを、真田安房守昌幸が、
「粗略にはあつかわぬ......」
(略)
この一点において、又五郎もお江も、真田昌幸に故武田信玄の面影を看ているのである。

それにしても、素晴らしいのは池波文章はスラスラ流れるように読めること。文章がシンプルなんだろけど、美味しい蕎麦みたいに速読(だけど内容頭に入ってくる)できてしまう。

という感じで、第一巻は登場人物の紹介、時代背景の説明などであっという間に読了だった。今夜の楽しみは第二巻...

この1冊でした

真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)

真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)

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