本一冊

すべての積読は一冊の本から始まる

新潮文庫の海外作品

うっかり手にした海外作品は新潮文庫だった

ダフニ・デュ・モーリエ「レベッカ」期待に応えてくれました

モームだけでない、期待を裏切らないイギリス小説の名著

マイク・モラスキー氏いろいろ、まずは「闇市」

戦後の闇市、ピアノジャズ、居酒屋と一見脈絡ないようでつながる著者群

「結婚式のメンバー」マッカラーズ

アメリカ南部出身の女性作家による不思議な空気感

「ロック・ワグラム」サローヤン

サローヤン作品全体を俯瞰して読むと味わい深いのに...

「ワン デイ イン ニューヨーク」サローヤン

人生やドラマを語るならニューヨークね!

「海底二万里」ヴェルヌ(新潮文庫)

アラフィフになって読むジュブナイル作品に新鮮さを期待して!

モーパッサン短編集Ⅲ

モーパッサンも晩年には精神が崩れつつ戦争や奇怪ものを執筆

モーパッサン短編集Ⅱ

19世紀末大都会パリにおけるプチブルの生態を自然主義で描いた短編集。

モーパッサン短編集Ⅰ

フランス自然主義文学者モーパッサンによる田舎が舞台の短編集、海辺の田舎ノルマンディを想定されているけど...

「劇場」S・モーム

読めば読むほど手練手管な作家S・モームを納得させられる長編

「雨・赤毛」S・モーム

雨模様 サマセット・モーム作品、そのむかし「月と6ペンス」を読んだことがある。わかりやすいタイトルと、そこから内容が想像できないギャップに魅力を感じ、他の作品も読んでみたいと常々思っていたので、何冊か積んである。まずは軽めのこちらを読んでみ…

生前未発表作も含めたヘミングウェイ最晩年の短編集~その3~

未発表含めた最晩年の短編集、戦争・父と息子・女・狩猟、など人生をば凝縮。

ラテン的な混沌のうちに語られる「予告された殺人の記録」

全ては明らかになってる殺人事件の謎を読むラテン小説

ヘミングウェイの人生充実?中期の短編集~その2~

脂のが乗り切っている時期のヘミングウェイ短編は男と女が裏と表で行き違い。

C・ブコウスキー「美女」か否かは人それぞれな酔いどれ短編集

酔いどれな「好きな作家」ブコウスキー、人生って笑えるなと。

ヘミングウェイの男っぽい(Masculine)短編集〜その1〜

試行錯誤が感じられる初期の作品集だけど、テーマもその扱い方もすでにヘミングウェイかなと。

意地に「プライドと偏見」が絡んで英国19世紀の結婚小説

プライドのせいでピアノお教室の発表会でも緊張するが、意地とプライドで各々の結婚プランを遂行する英国19世紀の小説

エドワード・ノートン映画「25時」が好きだ

エドワード・ノートン主演の映画「25時」、訳者は田口俊樹氏だったのか!

「怒りの葡萄」下巻、辛い環境下における葡萄の結末は?

葡萄ばかりでなく、桃も綿も怒っている?貧困生活の行きつく結末は?黒原敏行・新訳も気になる。

また米国ノーベル賞作家で今回はスタインベック「怒りの葡萄」上巻

長年の疑問だった「怒りの葡萄」の怒りの原因を突き止めるべく読み進める。「エデンの東」の作家でもあるのね。

晩夏を期待しつつ読んでみた米国南部の物語「八月の光」

ヨクナパトーファ郡シリーズ、タイトルほど穏やかな内容ではないが、両者の関連性は自分好み。

フォークナー南部アメリカの作品を読んでみたいと思っていた

サンクチュアリとは「聖域」らしい。文芸評論家・篠田一士「二十世紀の十大小説」にはフォークナーの作品も、最初の1作目として。

マクロレンズで写してみたサン=テグジュペリ仏切手

サン=テグジュペリの切手を持っていたな…と、マクロレンズで撮影を試みた。「夜間飛行」に描かれた世界は、冷徹なまでに純粋であることに驚いた。

「ティファニーで朝食を」で作家が猫に託したことは?

カポーティの「ティファニーで朝食を」はラブ・コメディーではなく、上昇志向強く勝ち組をめざず女性が行き場を失い彷徨う小説だと思っている。飼い猫にはいろんな意味を含ませている。

ヘミングウェイ「移動祝祭日」の意味は?

ヘミングウェイの「移動祝祭日」の意味と自分が想像したそれに違いが... 青春は祝祭。