本一冊

すべての積読は一冊の本から始まる

2020-01-01から1年間の記事一覧

「堕落論」坂口安吾

すでに自分は堕ち気味な人生だけに、安吾氏の意見は当然過ぎて記憶に残っていなかった(かも)

「葡萄酒の夜明け」開高健

開高健、その人柄がわかってくると作品から受ける印象も深くなってくる

「風琴と魚の町」林芙美子

一押しは「浮雲」だけど、小作品の短編もなかなかパンチ効いていた

「海炭市叙景」佐藤泰志

石炭と海の街「函館市」を架空の街「海炭市」と読み替えて

「そこのみにて光り輝く」佐藤泰志

佐藤泰志作品の映画化「函館3部作」の1つですが、函館を感じてみたい。

「クラクラ日記」坂口三千代

DVがあってもセクハラがあっても薬物中毒で正気を失っても愛し続けた妻の日記

「心霊殺人事件」坂口安吾

大きな荷物に秘密があった!無頼派作家による本格推理短編集。

「旅屋おかえり」原田マハ

依頼人に代わって旅をする旅屋、クライマックスは愛媛県の内子町。

「草枕」夏目漱石

山を登って旅をして、いろいろ感じた漱石の旅物語ですね。

「吾輩は猫である」夏目漱石

9年間を暮した「漱石山房」の跡地にある記念館の石榴、裏には猫のお墓もある。

「快食会談」荻昌弘

表紙を見てホテイの焼き鳥缶と同じ!と思った自分

「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦

引用からの話は色とりどりのパッチワークとして連携してゆく

「ポロポロ」田中小実昌

ポロポロ、そして過酷な軍隊生活もクールに生き延びて

「つげ義春流れ雲旅」

渋い3人が地味で大胆だった温泉場を絵と文と写真で紹介

「侏儒の言葉・西方の人」芥川龍之介

新潮文庫で読み進めた芥川龍之介作品も大詰め、最後は中国の故事とキリスト教に形を借りて。

「河童・或阿呆の一生」芥川龍之介

追い詰められてた芥川龍之介の心象を反映している作品たち

「戯作三昧・一塊の土」芥川龍之介

芥川龍之介、豊富なラインナップで充実した短編作品を展開

「ブラウン神父の無垢なる事件簿」G・K・チェスタートン

男たちの後ろ姿 ミステリーファンではないけど、嫌いではない。ホームズは知っていたけど、ブラウン神父作品は知らずに来てようやく積んでいた1冊を読んでみた。あとがき、解説、書評など読んでみると、もはや立派な古典として、読んでおくべき作品には違い…

「コミさんの二日酔いノート」田中小実昌

コミさんの二日酔いノート 久しぶりの連投(連日投稿)。 小実昌氏ならば「ポロポロ」かなと思いつつ、予備知識ならぬ予備感覚を得るためにこちらにしてみた。 本のタイトル コミさんの二日酔いノート 著者名 田中小実昌 出版社 旺文社文庫 この写真にちなん…

「阿佐谷界隈怪人ぐらいだあ」永島慎二

阿佐谷界隈怪人ぐらいだあ 杉並区民は阿佐谷の地名にそそられて手にしたけど こちらの1冊で永島慎二氏を知った。もはや故人なのですね。「阿佐谷界隈」というタイトルにひかれて手にした。 本のタイトル 阿佐谷界隈怪人ぐらいだあ 著者名 永島慎二 出版社 旺…

「劇場」S・モーム

読めば読むほど手練手管な作家S・モームを納得させられる長編

「鮨 そのほか」阿川弘之

大往生を遂げた大日本帝国海軍提督3部作の作家による92歳の1冊

「第七官界彷徨」尾崎翠

苔を媒介して第六感の先にある第七感を模索する昭和初期の小説

「TOKYO YEAR ZERO」D・ピース

精神を崩壊させずにこんな時代を生き抜くことはできるのだろうか?

「雨・赤毛」S・モーム

雨模様 サマセット・モーム作品、そのむかし「月と6ペンス」を読んだことがある。わかりやすいタイトルと、そこから内容が想像できないギャップに魅力を感じ、他の作品も読んでみたいと常々思っていたので、何冊か積んである。まずは軽めのこちらを読んでみ…

「蜘蛛の糸・杜子春」芥川龍之介

芥川龍之介の時代に対する憂鬱と倦怠がときに現れるような作品集

「コラムで読むアメリカ」常盤新平

まだまだアメリカが憧れで遠くて自分も若くて

「オリヴァー・ツイスト」C・ディケンズ

ストーリー破綻気味でも人の心の動きを意識しながら読めばいい

「金子光春詩集」村野四郎編

紀行文を読んだことある詩人・金子光晴の詩集を読んでみる

「猫町」萩原朔太郎

詩人・萩原朔太郎の短編「猫町」、数学的表現の感覚が斬新だった