本一冊

すべての積読は一冊の本から始まる

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

梅雨に紫陽花と梅の実だけど「青梅雨」は悲しい小説

梅雨に紫陽花と梅の実コラボ画像、梅雨っぽい短編ということで永井龍男の「青梅雨」を思い出すのだが、この暗い結末の短編の情感は濃過ぎるか?

アイスこそコーヒーの底力が試される「珈琲のことば」かも

「珈琲のことば 木版画で味わう90人の名言」はコーヒーに関する著名人の発言が木版で摺られている。是非美味しいコーヒーがあるブックカフェに置いて欲しい1冊。

カントリーハウス風に見立てつつ「オーランド」の世界

旧古河庭園では英国カントリーハウスの雰囲気に及ばない... とあしらいつつ、ヴァージニア・ウルフ「オーランド」をちくま文庫で読む。ストーリーを追いながらも、描かれている内容は濃い。

親近感がある地域で現在に蘇る「コーヒーと恋愛 」

曽我部恵一氏解説、昭和30年代の新鮮な小説と思った「コーヒーと恋愛」獅子文六(ちくま文庫)は、自分にとって親近感ある地域を舞台にストーリーは展開

「銀座を歩いて」銀座ウエストのバナナサンデー

再開発が進む銀座は新たなステージへ!だけど、マイベスト銀座は20年以上変わらぬ雰囲気がある銀座ウエストのバナナサンデーだったりする。

「ティファニーで朝食を」で作家が猫に託したことは?

カポーティの「ティファニーで朝食を」はラブ・コメディーではなく、上昇志向強く勝ち組をめざず女性が行き場を失い彷徨う小説だと思っている。飼い猫にはいろんな意味を含ませている。

北岳山荘前から眺める日本の地理から「牙を研げ」地政学を思う

佐藤優氏著書の「牙を研げ」で言及あった「山は人びとを遠ざける」と言う一文を読み、日本の山並みを思い出した。地理的に分断されるからね。