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ブコウスキー「パルプ」冴えない人物の愛車にはビートル?

映画「パルプ・フィクション」が有名だけどパルプ小説は蔑ろにできない

エルロイUSA3部作の第1作・悲しいかなイランをキューバーに置き換えると

冒頭「アメリカが清らかだったことはかつて一度もない」の言い切りがエルロイの犯罪小説の力強さを期待させる

「武州公秘話」は無骨な関東武士向きな話かも

谷崎45歳ごろの意欲作品たちだけど構成も複雑でテーマも盛り込み過ぎでもっとじっくり読みたい

酒場紹介ではない「ブコウスキーの酔いどれ紀行」

フォークシンガー訳による仏独を旅した紀行文とスナップ写真で気軽に楽しめる

星野道夫氏の作品は忘れていた何かを思い出させてくれる

作品として残ったものに星野道夫氏の思いが感じられるのは幸せなことだ

「真田太平記」第10~12巻・クライマックス「大坂夏の陣」とその後

文庫本12巻の大河小説も終り、生き残った兄・信行にまつわる短編集の趣も

生前未発表作も含めたヘミングウェイ最晩年の短編集~その3~

未発表含めた最晩年の短編集、戦争・父と息子・女・狩猟、など人生をば凝縮。

普通に特別を見出す武田泰淳夫人「遊覧日記」秀逸なセンス満載

普通の生活に踏もれた特別を昭和の雰囲気を添えて描いている

ラテン的な混沌のうちに語られる「予告された殺人の記録」

全ては明らかになってる殺人事件の謎を読むラテン小説

「犯罪小説集」の舞台となる東京日本橋にあった時代の忘れ物

谷崎出生地でもある東京日本橋近辺が小説の舞台に

胃弱な人の紀行文「上海游記|江南游記」は迫力に欠けるかなと

紀行文は胃腸と神経が丈夫な人の方が面白い

お家没落物語「斜陽」は少し貴族意識過剰ではないかなと

あまりにも有名な没落物語だけど自意識過剰で共感できない。

証券会社部長は詐欺の手口見破る「復讐するは我にあり」犯人の逃げ足は早い

「事実は小説よりも奇なり」を知らしめてくれるノンフィクション・ノベル

ヘミングウェイの人生充実?中期の短編集~その2~

脂のが乗り切っている時期のヘミングウェイ短編は男と女が裏と表で行き違い。

楽しければ重力なんてなくなる「重力ピエロ」

映画化もされた伊坂幸太郎作品で自分がベスト2と気に入っている作品の1つ!

火宅の作家・檀ふみパパによる短編集「花筐」

「火宅の人」の著者・檀一雄氏による短編「花筐」と2017年に公開された映画が気になる。

生え抜き江戸っ子は文学藝術で活躍という大谷崎「青春物語」

自分にとってノーベル賞をとって欲しかったと思う作家・谷崎潤一郎の自身による青春時代のお話。

「長いお別れ」のようにギムレットを飲む機会は訪れそうにない

旧訳タイトル「長いお別れ」も悪くないけど新訳のそれはスタイリッシュで今を感じさせてくれる!

芍薬と区別つかないけど「牡丹灯籠」の響きはすでに怪談

牡丹と芍薬の区別もつかない自分だが「牡丹灯籠」という響きだけで十分怪談の雰囲気が表れる

C・ブコウスキー「美女」か否かは人それぞれな酔いどれ短編集

酔いどれな「好きな作家」ブコウスキー、人生って笑えるなと。

落語がテーマで井の頭公園が出てくる小説「しゃべれども」だった

落語がテーマで吉祥寺が舞台の小説だったけど、映画では着物姿の国分太一氏が良かった。

芥川短編集・夫の姫君を思う気持ちを「栗の実が落ちた」と言う妻

芥川短編、一途に生きることを意識して読んでみると、味わいが変わってくる(かも)。

ヘミングウェイの男っぽい(Masculine)短編集〜その1〜

試行錯誤が感じられる初期の作品集だけど、テーマもその扱い方もすでにヘミングウェイかなと。

芥川初期の短編集より「邪宗門」で思い出す喫茶店が国内にかつて8店舗あった

芥川の小説には「羅生門」だけでなく「邪宗門」もある。画像の喫茶店とは無関係だけど(多分)、喫茶店「邪宗門」はかつて日本に8店舗!もあった。初期の小説はやはりまだ病んではないね。

明治女子が着物で人間模様を語る「もめん随筆」エッセイ

近所に着物を売っている店があり、前を通るたび「誰が買うのかな?」と思っている。幸田文女史もそうだったけれど、明治生まれの女子は、着物を通じて人間模様を語るのが上手だなと。

自分の高校時代をオーバーラップ「ぼくは落ち着きがない」

Twitter #文庫の会(仮)交換会のテーマ「本」で出合った1冊。しかし、本の話だけでなく、自分は高校時代の恥ずかしいくらい眩しい活動ぶりが印象的だった。

和田誠イラスト「ぼくのおじさん」自分のことのように思える

40年前の旺文社「ぼくのおじさん」は自分にとって特別の思い出。和田誠イラストともに文庫本になって映画になった。

麻生太郎氏の伯父が「旅の時間」で流れる時間を描く10編

生きた時代や環境が違うと、旅でここまで色々なことを感じることができることに驚き。改めて流れている時を意識せずにはいられない。

古代中国史で読む「李陵・山月記」名人偉人の生き様は?

日本芸術界を代表する芸大の音楽ホールで名人芸を堪能した。願わくば、自分も一芸に秀でた人生を送りたいものの、古代中国を舞台にした偉人たちの人生は?

「真田太平記」第8&9巻・秀頼の成長に驚いて豊家の終わりが始まる

現存する二条城は初代家康より15代慶喜が似合うと思うけど、ここで成長した秀頼を目にした家康は豊家撲滅を決意したらしい。