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テーマパーク化する前に「夜明け前」木曽路へGO

本当は馬籠宿まで行きたかった

かつての木曽路にあったお地蔵さんたちを集めた二百地蔵

f:id:yfroot425:20170531221830j:plain Nikon D7200 with SIGMA 18-300mm

木曽路道路拡張などの近代化に伴い、行き場を失ったお地蔵さんを集めたとか。

ここ自体は、昔から木曽路だそうで、和宮も参勤交代の大名とか、かつての明治天皇とか、お江戸と行き来した多くの人々が歩いたところ。

1泊2日で木曽路を歩いてみようと思っていたのに、時間がなくて奈良井宿しか行けなかった。それでも外国人観光客も多く、奈良井宿は比較的交通の便も良いから観光地化するのは時間の問題かなと。住民もそれを期待しているかもですし。

この写真にちなんで、こちらを紹介したい。
夜明け前島崎藤村

あまりにも有名ま冒頭一文

この一文を体感したくて、ずうっと木曽路に行ってみたいと思っていた。

木曾路はすべて山の中である。

前半は中仙道木曽馬籠宿で17代だか続いた本陣・庄屋の幕末の様子を具体的に描いているので、とても興味深く読める。藤村自身の体験に基づいているだけに、この冒頭の一文も説得性がある。そして、第一部第六章で和宮一行が木曾街道を通行する様子も描かれている。

御通行後の二日目は、和宮様の御一行も福島、藪原(やぶはら)を過ぎ、鳥居峠を越え、奈良井(ならい)宿お小休み、贄川宿(にえがわじゅく)御昼食の日取りである。

ふむふむ、ここか、ここかと。

しかし、後半は時代に順応できない主人公(藤村の父親がモデル)が狂人化してゆく様子が辛くてやりきれなく、正直読むのも重い。結末も暗いのだが、そこは自然主義文学の藤村としては書かずにはいられない現実だったのかなと。

遠からず、是非馬籠宿まで行ってみたい。

この4冊でした

夜明け前 (第1部 上) (新潮文庫)

夜明け前 (第1部 上) (新潮文庫)

夜明け前 (第1部 下) (新潮文庫)

夜明け前 (第1部 下) (新潮文庫)

夜明け前 (第2部 上) (新潮文庫)

夜明け前 (第2部 上) (新潮文庫)

夜明け前 (第2部 下) (新潮文庫)

夜明け前 (第2部 下) (新潮文庫)

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