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*小説

金沢三文豪から始めてみる金沢文学いろいろ

長年きっかけをつかめなかった金沢三文豪の一人「室生犀星」の世界をようやく読了することができた。女性への思いが強い作家の背負っていたものは...

漱石後期3部作第1作・「雨の降る日はそばにいて」雨降る日は何かが起こる?

漫画「雨の降る日はそばにいて」は大好きであったが、漱石の「雨の降る日」の話も忘れがたい余韻を残す。

越後湯沢のこの雪を見ると「雪国」を何度でも読みたくなる

学生時代からスキーで越後湯沢を何度も訪れているが、このドカ雪に惹かれ「雪国」読みたくなる。雪災害で苦しんでいる方には申し訳ないが。

岡本太郎ママによる「金魚繚乱」は金魚で男の人生も繚乱

岡本太郎ママ、岡本かの子による金魚で人生繚乱される男の小説。女史の小説は、そのわかりやすい題材で、主人公たちの人生を描く独特なセンスを感じる。

練馬区石神井公園近くに住んでいた火宅の作家は檀ふみ氏のパパ

檀一雄「火宅の人」に感じる、やるせなさや諦念が好き。そこに繋がりそうな初期の短編「花筐」と、2017年に公開された映画の映像美を期待している。

「源氏物語」ですら晩年は誰もが諸行無常の響きで彩られ

田辺聖子訳「新源氏物語」いよいよ下巻だが、諸行無常の響きたっぷりで、気持ちはやっぱり沈んでしまう。人生の晩年とはそういうものなんだろうな。

源氏物語・秋の描写「紅葉は濃く淡くこきまぜ」俄然面白くなってきた

田辺聖子女史の「新源氏物語」も中巻では、光景などの描写はより具体的に、人間漢検はより緻密になって俄然面白くなってきた。

アンドロイドは遠い未来の話でない気がして

映画「ブレードランナー」の原作で、1996年に復刊されたロック調の表紙が気になりジャケ読みです。アンドロイドはもう身近にいそう。

エルロイLA4部作の第2作でタイトルが意味するものは?

タイトル「ビッグ・ノーウェア」の由来が不明であったが、最後の最後で結末と同時に提示されたストーリーが余韻を残す。どんな悪にも音楽へ救いを求めた傑作だなと。

エルロイ「暗黒のLA」第2作目で闇はさらに深く

アメリカ西海岸ロスアンゼルス、メキシコとの関わりも深く、メキシコ料理も美味しいが、犯罪の闇も深そうだ。エルロイ」LA4部作」の第2作目。

川端康成はモチーフ使いが巧み、線香花火の儚さは日本の美だと思う

季節外れだが、線香花火の儚さは日本の美だと思いながら川端康成「掌の小説」を読む。モチーフ(花火など)使いも巧み。

源氏物語・第4帖夕顔で描かれる「清水の方」は清水寺らしい

まずは初心者向きのおせいどん(田辺聖子女史)による源氏物語訳で知識を蓄え、来年は京都にゆきたい。

漱石前期3部作第3作・「門」ではお寺の存在が心に染みてくる

夏目漱石前期3部作第3作目「門」は、中年を迎える夫婦(主として夫)の心象を描いているのかなと。過去があっての現在をどう捉える?

クラフト・エヴィング商會に小説「つむじ風食堂の夜」が!

こんなお店はサラリーマンの街「新橋」ならでは。オチがわかる人なら立派なフランス通。クラフト・エヴィング商會の吉田氏による「つむじ風食堂の夜」大人の為のファンタジー

漱石前期3部作第2作・「それから」では百合の香りが二人の過去を呼び起こす

百合の香りが二人の過去を呼び起こす夏目漱石の小説「それから」。漱石のワールドを完歩したい。

名著「幻の女」は「夜」を放つ決定的な冒頭が決め手

「スマートレターで(文庫本)交換会」という企画のお題「夜」で自分が選んだ1冊ですが、本好きなら楽しめる名著かなと。

漱石前期3部作第1作・東大本郷キャンパスの三四郎池

漱石「三四郎」を読み、東大本郷キャンパスの三四郎池へ。アカデミックで元加賀藩前田家庭園である歴史的な雰囲気がいい。

「桜の森の満開の下」の狂気はどこ?もはや陽気。

安吾が目にした「桜の満開時、東京大空襲の死者たちを上野の山に集めて焼いた」光景に発想を得たらしい「桜の森の満開の下」はやっぱり人間の狂気なんだろうなと。

マラッドの野球小説「奇跡のルーキー」には投打以外のドラマが!

野球には投打以外にもドラマがある!自分で自分の運命は変えられる?マラマッドが描く明と暗の女たちとヒーローの野球小説「奇跡のルーキー」

吉田大八監督の新作「美しい星」が気になってまず満月

異色の【SF】小説「美しい星」三島由紀夫原作、吉田大八監督新作映画が気になって、満月の美しさを撮ってみたかった。

右往左往するロンドンバスの街はホームズの舞台

1台でも多くのロンドンバスを写したいと思った、シャーロック・ホームズを読むとどうしてもロンドンをもう一度歩き回って撮りたい気持ちになる。

梅雨、花菖蒲より紫陽花が好きだけど「花菖蒲の章 おきん」

井上ひさし「東慶寺花だより」梅雨の季節の「花菖蒲の章」の結末、個人的には不満残る。これでは男性不信になってしまうよ!

梅雨に紫陽花と梅の実だけど「青梅雨」は悲しい小説

梅雨に紫陽花と梅の実コラボ画像、梅雨っぽい短編ということで永井龍男の「青梅雨」を思い出すのだが、この暗い結末の短編の情感は濃過ぎるか?

親近感がある地域で現在に蘇る「コーヒーと恋愛 」

曽我部恵一氏解説、昭和30年代の新鮮な小説と思った「コーヒーと恋愛」獅子文六(ちくま文庫)は、自分にとって親近感ある地域を舞台にストーリーは展開

「ティファニーで朝食を」で作家が猫に託したことは?

カポーティの「ティファニーで朝食を」はラブ・コメディーではなく、上昇志向強く勝ち組をめざず女性が行き場を失い彷徨う小説だと思っている。飼い猫にはいろんな意味を含ませている。

テーマパーク化する前に「夜明け前」木曽路へGO

小説「夜明け前」冒頭の「木曾路はすべて山の中である」を体感したくて奈良井宿に行ってみた。次回は是非とも馬籠宿まで行きたい。

「和宮様御留」当時の面影ある木曽路奈良井宿

有吉佐和子「和宮様御留」で木曽路への言及は少ないが、幕末、東海道の裏街道木曽路で和宮は徳川将軍家へお嫁に、ここ奈良井宿では休憩を。未だに当時の面影残っている。

林ナツミ浮遊感「うれしい悲鳴をあげてくれ」に触発

「うれしい悲鳴をあげてくれ」いしわたり淳治(ちくま文庫)の林ナツミ女史の浮遊感表紙に触発されて。

小説になる「きもの」を好きに着るのがいい

着物を介在して人生や人間関係を描く幸田文の「きもの」を読みつつ、現在では自分なりに好きに素敵に着物を着てよいと思う。

藤沢周平「一茶」に描かれるお江戸のフリーランス

藤沢周平氏「一茶」に描かれるお江戸のフリーランス。晩年は故郷の信州に戻り、パトロンがいた湯田中温泉にも訪れる。静かで味わいある温泉街。

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