本1冊写真1枚

one book with a photo

金沢ゆかりの建築家が昭和初期のドイツ&北欧を語るエッセイ

2000年に購入したデジカメで撮影した2001年のスウェーデン・ストックホルム。よく写る(と思って)とっても気に入っていたカメラで写した北欧。建築家も魅了されていた。

金沢三文豪から始めてみる金沢文学いろいろ

長年きっかけをつかめなかった金沢三文豪の一人「室生犀星」の世界をようやく読了することができた。女性への思いが強い作家の背負っていたものは...

漱石後期3部作第1作・「雨の降る日はそばにいて」雨降る日は何かが起こる?

漫画「雨の降る日はそばにいて」は大好きであったが、漱石の「雨の降る日」の話も忘れがたい余韻を残す。

自分、未だ井伏世界観の腹落ちできてなくて

林芙美子女史の感性に、井伏鱒二氏のセンスが被さってできた「サヨナラダケガ人生ダ」の世界を身近な編集者が語ってくれた。

エルロイLA4部作は最終章の本作にて総括される?

勢いで読み進めてきたエルロイのLA4部作もようやく最後。寂しい気持ちもあるが、結構どっぷりはまったから、満足している。

エルロイはストーリーだけでなくディテールのあしらいも絶妙だよ

LA4部作のうちで最も話題になった1作、映画化から20年でリバイバルして欲しい。もっとノワール・アメリカン読みたい。

ススキノと大泉洋と札幌の街がハイブリッドする小説

札幌オリンピックの会場ともなった大倉山ジャンプ台からは街の中心が見渡せた。そんな札幌が似合うどこか微笑ましいハードボイルド

江戸と現在東京の接点を探しながら読む時代小説の楽しみ

文庫の会の交換会のお題「心がぽかぽかする本」とセレクトされたやってきた1冊。この小説が描く「ぽかぽか」は一筋縄ではいかなかった。

越後湯沢のこの雪を見ると「雪国」を何度でも読みたくなる

学生時代からスキーで越後湯沢を何度も訪れているが、このドカ雪に惹かれ「雪国」読みたくなる。雪災害で苦しんでいる方には申し訳ないが。

「『坊ちゃん』の時代」で漱石も訪れた加賀百万石屋敷跡の池のふち

東京大学本郷キャンパスはかつての加賀百万石のお屋敷跡、三四郎池は殿様のお庭であった。小説三四郎の舞台にもなったせいか、つい夏目漱石の小説が読みたくなる。

岡本太郎ママによる「金魚繚乱」は金魚で男の人生も繚乱

岡本太郎ママ、岡本かの子による金魚で人生繚乱される男の小説。女史の小説は、そのわかりやすい題材で、主人公たちの人生を描く独特なセンスを感じる。

初っ端からミスリードで表紙「北壁の死闘」からは全く予期せぬロマンスな結末

平昌オリンピックで活躍するドイツ勢を見て、雪山を思い出し、続けて思い出したミステリー。ミステリー以上に結末のロマンスが自分には衝撃的だった。

本郷菊富士ホテルは時代の徒花(あだばな)だったのかな?

思うことがあって、文京区本郷を調べ&徘徊している。人を惹きつけた菊富士ホテルの跡地にも足を運んでみた。

練馬区石神井公園近くに住んでいた火宅の作家は檀ふみ氏のパパ

檀一雄「火宅の人」に感じる、やるせなさや諦念が好き。そこに繋がりそうな初期の短編「花筐」と、2017年に公開された映画の映像美を期待している。

「源氏物語」ですら晩年は誰もが諸行無常の響きで彩られ

田辺聖子訳「新源氏物語」いよいよ下巻だが、諸行無常の響きたっぷりで、気持ちはやっぱり沈んでしまう。人生の晩年とはそういうものなんだろうな。

源氏物語・秋の描写「紅葉は濃く淡くこきまぜ」俄然面白くなってきた

田辺聖子女史の「新源氏物語」も中巻では、光景などの描写はより具体的に、人間漢検はより緻密になって俄然面白くなってきた。

アンドロイドは遠い未来の話でない気がして

映画「ブレードランナー」の原作で、1996年に復刊されたロック調の表紙が気になりジャケ読みです。アンドロイドはもう身近にいそう。

エルロイLA4部作の第2作でタイトルが意味するものは?

タイトル「ビッグ・ノーウェア」の由来が不明であったが、最後の最後で結末と同時に提示されたストーリーが余韻を残す。どんな悪にも音楽へ救いを求めた傑作だなと。

エルロイ「暗黒のLA」第2作目で闇はさらに深く

アメリカ西海岸ロスアンゼルス、メキシコとの関わりも深く、メキシコ料理も美味しいが、犯罪の闇も深そうだ。エルロイ」LA4部作」の第2作目。

川端康成はモチーフ使いが巧み、線香花火の儚さは日本の美だと思う

季節外れだが、線香花火の儚さは日本の美だと思いながら川端康成「掌の小説」を読む。モチーフ(花火など)使いも巧み。

源氏物語・第4帖夕顔で描かれる「清水の方」は清水寺らしい

まずは初心者向きのおせいどん(田辺聖子女史)による源氏物語訳で知識を蓄え、来年は京都にゆきたい。

米国文学界の狂犬J・エルロイ「暗黒のL.A.」4部作読む!

お題「好きな作家」でやっぱりアメリカ文学界の狂犬と言われる?ジェイムズ・エルロイを紹介。まずはL.A.シリーズから「ブラック・ダリア」。映画と随分違う?結末が!漬物石のように重い長編。

国の天然記念物・白山神社の大欅と詩人

詩人・(故)長田弘氏の「詩の樹の下で」(みすず書房)にぴったりな大ケヤキが練馬区に存在してます。他に土地にもふといそうですが...

漱石前期3部作第3作・「門」ではお寺の存在が心に染みてくる

夏目漱石前期3部作第3作目「門」は、中年を迎える夫婦(主として夫)の心象を描いているのかなと。過去があっての現在をどう捉える?

クラフト・エヴィング商會に小説「つむじ風食堂の夜」が!

こんなお店はサラリーマンの街「新橋」ならでは。オチがわかる人なら立派なフランス通。クラフト・エヴィング商會の吉田氏による「つむじ風食堂の夜」大人の為のファンタジー

漱石前期3部作第2作・「それから」では百合の香りが二人の過去を呼び起こす

百合の香りが二人の過去を呼び起こす夏目漱石の小説「それから」。漱石のワールドを完歩したい。

名著「幻の女」は「夜」を放つ決定的な冒頭が決め手

「スマートレターで(文庫本)交換会」という企画のお題「夜」で自分が選んだ1冊ですが、本好きなら楽しめる名著かなと。

漱石前期3部作第1作・東大本郷キャンパスの三四郎池

漱石「三四郎」を読み、東大本郷キャンパスの三四郎池へ。アカデミックで元加賀藩前田家庭園である歴史的な雰囲気がいい。

「真田太平記」の予習で地味に楽しむ別所温泉

信州・上田電鉄別所線の「別所温泉駅」は「信州の鎌倉」であり、池波翔太郎「真田太平記」での重要な舞台らしい。読本で予習。

花付きサボテンの表紙に惹きつけられたG.マルケス「エレンディラ」

ジャケ買いで手が伸びたG.ガルシア=マルケスの短編集。大人の残酷な童話、ラテンアメリカの魔術的リアリズムを考えながら読んでしまった。

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